| 名称 | 有限会社 尾身建築 |
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| ホームページ | http://www.omikentiku.co.jp/ |
| 事業内容 | 住宅・店舗・事務所・工場・寺社仏閣等の設計･施工（新築･増築・減築・改装・改修・修繕）、家具・什器等の製作・修理 |
| 代表者 | 鈴木 博 |
| 設立 | 平成6年5月2日 |
| 所在地 | 新潟県十日町市新宮甲342-1 |
| 電話番号 | 025-758-3756 |
| FAX | 025-758-3908 |
平成20年に入社し、現在二児の母として日々仕事に励んでいる。
彼女は子供の頃、弊社に自宅を建ててもらった時に、大工になりたいという思いから高校卒業後、「県立魚沼テクノスクール」へと進学。在学中に先生の勧めにより、技能五輪全国大会に出場を決意。弊社に入社し、その年の「第46回技能五輪全国大会」の建築大工部門にて女性初の優勝を成し遂げ、厚生労働大臣賞を受賞した。
その翌年、初の日本代表女性大工としてカナダ・カルガリーにて開催された「第40回技能五輪国際大会」に出場した。
技術と感性を生かし、お客様に喜んでいただける大工を目指している。
こだわりの和室を持つ和風住宅。
近年ではこのような設えを持つ和室が少なくなってきている。
同時にそれはつくることができる職人の数が減っていることを意味している。
弊社では材料の加工から造作まで自社の職人で行っている。
柱や天井板などの造作材は地元十日町産の杉材を使用し、天井板には浮造りの加工を施し平坦な板の感じではなく彫りの深い質感に仕上げた。
また建替える前の家に使用していた書院障子や欄間を再利用してほしいという要望もあり、それに合うよう計画した。
施主様の要望と建築大工の技術でできたこだわりの空間になった。
十日町市姿部落にある妻有八十四番札所「願王庵」の建替え工事。
この願王庵は雲洞庵の末寺として地域住民の信仰を集めて来たが、時代は流れ住職がいなくなり無住の廃寺となり、現在は地域の公民館として使用されている。
工事にあたっては木材の墨付けから刻み、そして建方から造作まですべて自社の職人で手掛けた。
さらに祭壇については既存のものをすべて解体し修繕・クリーニング等を施し新しい建物へ復元取付をした。
屋根は自然落雪にし消雪設備を設け建物を守る地域住民の冬期間の安心も得られた。
十日町市の高台の田んぼの真ん中に建つお蕎麦屋さん。
店内の大きな窓からは四季折々の田園風景と山々が一望できる空間で食事を楽しめる。
カフェとしても営業するためテーブル席や小あがりのほか、ソファー席も薪ストーブ脇に設定。冬はストーブの炎を楽しみながらコーヒーをいただける。
また、畳の部屋もありトイレにはベビーシートも完備しているので小さなお子様連れのかたでも安心して利用していただける。
「蕎麦屋」と「カフェ」という一見異質な用途にも思われる要素をうまく取り入れ、幅広い世代に楽しんでいただける空間を持つ店舗となった。